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ひさびさのHOMM∃

西荻窪FLATでひさびさのHOMM∃を見てきました。8月31日(水)『end of summer Gminor』です。やっぱりHOMM∃はよかった!

いやしかし、その前の二つのバンドの轟音でまだ耳鳴りが止まりません。

演奏の音がずいぶん歪んでいるなと思ったのですが、歪んでいるのは自分の耳のほうだった。(笑い)

今日のHOMM∃の演奏では、特にキクイマホのドラムが印象的でした。キクイマホのドラムというのは、曲を叩いているという感じが強いんですね。1曲ごとに違う演奏をしているっていうことです。そういう意味で、ビートルズ時代のリンゴのドラムに通じるものがあります。

どんな曲を叩いても同じ、ってドラマーいますよね。まあそれが普通なのかな。カッコいいドラマーは、それがカッコよかったりもするんですが…。一方、1曲ごとに違う演奏をしているドラマーって、地味に見えたりするんですよね。

今日のキクイのドラムは、スネアの皮とか胴が鳴っているのがよく聴こえて、音響的にも楽しめました。

HOMM∃に関しては、前回見に行ってから1年以上間が空いてしまいましたが、もっと頻繁に行かねばと改めて思いました。

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ウルエ レコ発!!ワンマンライブ 2016.02.27

ひさびさエマージェンザから離れて、インディーズのライブへ行ってきました。とは言っても、エマージェンザに出場したことで知ったアーティストなんですけどね…。

ポップかつプログレッシブで、オリジナリティ溢れる素敵なライブを堪能しました。

会場の代々木Zher the ZOO
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発売されたウルエ初のフルアルバム
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REASTERISK/HADES辛口レビュー

REASTERISK(リアスタリスク)は、元inchwormのメンバーが中心となって結成された、ゴシック系メタルバンドで、私にとっても思い入れの深いバンドです。

先日(と言っても、もう昨年12月のことになりますが)、結成一年にして初CD『HADES』(ハーデス)のレコ発企画ライブがありました。5曲入りのミニ・アルバムですが、この機会に、『HADES』のレビューをしてみたいと思います。

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若干辛口のレビューとなりますが、inchwormというある意味頂点を極めたバンドのメンバーが複数在籍する以上、いたしかたないでしょう。

REASTERISK/HADES
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1.PROCIDENTIA

イコライジングされたタムタム(?)の単音のリズムにギターが絡み、ドラムによって加速されて歌に入ります。イントロがかっこいいです。
そして、全盛期のinchwormを彷彿とさせる、甘くリリカルな、Aメロにつながります。かなりポップですが、このAメロが実に素晴らしく、ヴォーカルnanaの声質もREASTERISKに合っていると思います。多重録音のコーラスも見事です。
ところが、サビメロが経過句(他のメロディーへのつなぎの役目をするメロディー)のように聴こえ、不完全燃焼で終わってしまいます。
この曲には、展開部にCメロがありますが、こちらをサビに持ってきたほうが良かったかもしれません。

2.SPELL

この曲がより新生REASTERISKらしい曲と言えそうです。ヘビーな導入部から、Aメロに入るとギターが抑え気味になり、ベースとドラムがボーカルを支えます。この部分がこの曲の聴き所です。
ここは、どうしてもベースに耳がいきます。ここぞといったベースラインが欲しいところですが、kateのベース・ラインはいまひとつアピールが不足のような気がします。
また、サビに入ると、メロディーが若干先を急ぎすぎたという気がします。サビのメロディーが唐突で、ものごとが簡単に解決してしまって、なにか肩すかしをくった感じがするのです。

3.VACANTUTOPIA

ヘビーなイントロから、抑え気味のAメロに入る点は、前曲『SPELL』と同様の構成ですが、若干スローテンポで重厚な雰囲気を醸し出しています。
ただ、サビメロに関しては『SPELL』と同様の傾向を感じます。

4.WALTZ

この曲も『SPELL』と同様の構成の曲です。4拍子の曲なのに、なぜかタイトルが『WALTZ』です。歌詞に「I want to dance a waltz with you!!!」
という一節があり、この歌詞がタイトルの出所のようです。この歌詞の直後に、曲が数小節のあいだ3拍子になると良かったかもしれません。
この曲に関してはサビがうまく展開され、非常にいい曲に仕上がっていると思います。
難点は、Cメロの歌詞が日本語になるのですが、ここでテンションがガタッと落ちます。

5.UNAWARE

唯一アコースティック・サウンドの曲。ブリティッシュ系フォークとして、曲の完成度は高く、文句のない佳曲です。2本のギターの繊細な演奏に乗って、nanaの清冽なボーカルが光ります。
REASTERISKが新しいバンドであることを感じる曲で、このミニアルバムは閉じられます。

総じて、良くできたミニ・アルバムだと思います。

ただサビメロの作り方がじゅうぶん練り上げられていない感があるのと、日本語の歌詞のメロディーへの乗せ方にも問題がありそうです。
単純に同じメロに英語と日本語を乗せたら、英語のほうがはるかにメリハリが出ます。1960年代後半に先人が日本語のロックを作り上げるのに苦労した成果が、REASTERISKでは活かされていないような気がします。
最後まで歌詞を英語で通すか、日本語の乗せ方に真剣に取り組むか、どちらか選択が必要でしょう。

また、kateのベースがワンノートでの演奏が多い。ライブでもベースの存在感が薄いような気がします。ワンノートの必然性がある部分は別にして、その他の部分ではじゅうぶんフレーズづくりをすべきだと思います。

それらをクリアして、REASTERISKがすごいバンドになることを期待したいと思います。

蟲ふるう夜に MUSHIFEST 2013

12月14日にMUSHIFEST 2013を見てきました。

蟲ふるう夜にの結成記念自主企画ライブだそうで、毎年開催しているらしいのですが、見るのは今回が初めてです。

渋谷GARRETとCYCLONEの二つのライブハウスを使っての開催で、GARRETが「光ステージ」、CYCLONEのほうが「闇ステージ」と銘打たれ、総勢10組のアーティストが出演する大掛かりなイベントです。

蟲ふるう夜には、GARRETでのトップと、CYCLONEのトリでの出演です。

光STAGE(GARRET)
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闇STAGE(CYCLONE)
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正直、光ステージのほうでは、会場の空気をガラッと変えてしまう蟲マジックが感じられませんでした。

バンドの調子が出ていなかったのか、会場に入ったばかりのリスナーの自分が乗り切れなかったのか、ちょっとアレッという感じを持ちました。

しかしトリの闇ステージでは本領発揮、蟲マジック横溢で不安も解消して、大いに楽しめました。

前日予習にCD『第2章 蟲の声』を聞いていて、スローな曲で郁己のドラムが実にいい音を出しているのに気がつきました。ドラムスもこのバンドの聴き所です。

さらに、今回は慎之介のヴォーカルが、グンとよくなっていましたね。

ますます今後が楽しみな蟲ふるう夜にです。

さて、今回のテーマが光と闇なら、「闇夜に光り~」の歌詞がある「ヒトの音」をやるものと信じて会場へ向かった私ですが、残念ながら「ヒトの音」の演奏はありませんでした。

蟲ふるう夜に 10月19日渋谷チェルシーホテル

10月19日渋谷チェルシーホテルで、蟲ふるう夜にを見てきました。

見る度に成長を感じさせるバンドで、すでに何も言う必要もないところへ来てしまったなと思いました。そういうバンドはめったにありません。

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実はその日は他のバンドを見に行こうかと迷っていたのです。直前に、新しいCD『蟲の声』をじっくり聴いていなかったことに気がついて、改めて聴き始めたら、これが素晴らしい。それで急遽渋谷チェルシーホテルへ行くことにしました。

CD『蟲の声』
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じっくり聴いていなかったのは、7月にレコ発に際して新作を全曲演奏したワンマンライブを見に行って、新作には前作の『蟲の音』に収録された「ヒトの音」を超える曲はないと思い込んでしまったのが原因です。改めて聴き直してみると、単独では「ヒトの音」が蟲ふるう夜にの最高作であることは変わらないにしても、アルバムとしての完成度は『蟲の声』のほうがはるかに上でした。

12曲収録の質量ともに充実したアルバムで、ストーリーを重視して曲を並べたにもかかわらず、曲のつながりが実にうまく構成され、最後まで違和感なく聴かせます。「ここはちょっとね」というようなマイナス方向での、批評の余地はまったくない出来です。

特にアルバム中のクライマックスとなる「灰の都」という曲が本当にすごい曲で、これは前人未踏の境地ではないかと思っています。

Lighter190E初ワンマンライブ "ONEMAN190E"

昨日Lighter190Eの初ワンマンライブを見てきました。下北沢Club Queです。

前回見たのが、去年の2月15日新宿LOFTだったので、ちょうど1年ぶりです。

年末にLighter190Eが新しいアルバムをリリースしたので、ワンマンを見ながらCDを買って来ようと、年末から予約を入れていました。

素晴らしかったですね。音楽のジャンルとしては必ずしも私の趣味とは一致していない(?)のですが、あっという間にそれを忘れさせて引き込まれました。良い意味で期待を裏切られるということでもあります。

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聴いているうちにソリッド・ポップ・アバンギャルドという言葉が浮かびました。一見ポップなメロディーにシンコペーションを活かしたギターリフが鋭角に絡み(ソリッド・ポップ)、予想もつかない展開(アバンギャルド)に導かれます。

ベース、ドラム、ギター・ボーカルの3人ですでにスリーピース・バンドのようにほぼ完成に近く構築されているところへ超絶ギターが自由自在に絡むといった感じで、実に小気味よいタイトな演奏が展開されます。

まぎれもなく世界最高水準の音楽がそこにありました。

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蟲ふるう夜に 10月18日渋谷eggman

昨夜は雨の中、渋谷eggmanで蟲ふるう夜にのライブを見てきました。

8月のワンマン以来初めてのライブということでしたが、蟲ふるう夜にの進化がホンモノであることを確認することにもなりました。

演奏が始まると会場の空気がピンと張り詰める。ライブハウスで、そういう感じを持つのも久しぶりです。

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ところが、1曲目「クロイトモダチ」の2コーラスめに入ったところで、ボーカルの蟻がマイクを落として歌えず、会場のスタッフがステージに駆け上がってマイクを拾って手渡すも、すんなりと歌に戻れない。

私は、ギターの慎之介のほうを見ていた間のできごとで、何が起こったのか事態が飲み込めずにいましたが、いずれにしても、ボーカリストにあるまじき様と思いつつも、そんなことはものともせぬ圧倒的な集中力でステージは続いて、改めて蟲ふるう夜にの「いま」のすごさに驚いた次第です。

演奏の密度はワンマンのときより、上だったかもしれません。

ラストは「青の中の一つ」。やっぱりこの曲、以前と比べて見違えるようよくなっています。

次回は、CD『蟲の音』の中の佳曲、ワンマンでも演奏していない「それでも、その手を」をぜひ聴かせてもらいたいものです。

10月7日 HOMMヨ ONE MAN GIG!!

東高円寺二万電圧で、HOMM∃のワンマンライブ「HOMMヨ ONE MAN GIG!!」を観てきました。

会場は、ぎっちりというくらいに満員でした。東高円寺二万電圧は、決して大きい箱ではありませんが、20時スタートの、場所も丸ノ内線の東高円寺というところで、この大入りは予想外でした。いいバンドがワンマンをやるとなれば、人も集まるんだなということでしょうか。

音はいつも通り、整理されてないラフな感じです。一瞬では何の曲だか分からないくらいの演奏ですが、それが実に愉しめるので、不思議です。

特に、キクイマホのドラムは、いいと思いました。裏拍の移動で2小節単位で回っていくビートとか、フィルイン、さらにすき間を丁寧に音で埋めていくドラミングは、改めて素晴らしいと思いました。ワンマンということで、気合いが入っていたのか、いつもよりパワフルだったような気がします。

一見荒っぽいロックそうでいて、楽曲のよさと緻密な裏付けがあるというのがHOMMヨの音の秘密でしょうか。

衣装も、第一部と、第二部、アンコールで変わっていて楽しめました。特に第一部は「女装コーナー」と銘打っためったに見られそうもないHOMM∃が見られました。

第一部 女装コーナー
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第二部
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アンコール
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なお物販で、何とライブ盤の先行販売がありました。9月5日の収録ということなので、できたてほやほやです。インディーズのライブ盤というのも珍しいすね。じっくり聴いてみたいと思います。

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EMERGENZA JAPAN 事務局を訪問

29日にEMERGENZA JAPANの事務局を訪問して来ました。

訪問の切っ掛けは、事務局のほうからインディーズチケットオンライン宛にいただいた電話です。インディーズチケットオンラインに掲載した「エマージェンザ2012日本大会」の記事を見ていただいたそうです。

現在のEMERGENZA JAPAN 事務局は、株式会社ウィンドゲートという会社が運営しています。去年の決勝戦終了後に運営組織が変わり、ウィンドゲート社が以前の事務局から日本大会の開催を引き継ぎました。最初の日本決勝大会と国際決勝を終えたところです。

現事務局に変わってから、年間通して予選が開催されるようになりました。

ウィンドゲート社は本来は不動産関連の会社ですが、尾嵜社長自身がミュージシャン出身で、大手芸能プロダクションに席を置いたこともあり、エマージェンザ日本大会の先細りを憂いて、事務局として名のりを上げたそうです。

EMERGENZA JAPAN 事務局の皆さん
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今後、情報交換を密にして、エマージェンザ日本大会を盛り上げていくことで一致しました。

私としては、尾嵜代表から「音楽はライフワークです。」という言葉を聞けたのが大きな収穫です。

8月19日 蟲ふるう夜にワンマンライブ

代々木laboで「蟲ふるう夜に」のワンマンライブを観て来ました。

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このバンドは3年くらい前から何度か観ています。

しかし、「蟲ふるう夜に」という圧倒的なイメージ喚起力を持つバンド名に対して、音は名前倒れのバンドだと感じていました。

演奏はテクニック的には上手い、フィジカルにはという意味です。でも、曲とギターがちぐはく。

曲に見所はあったので、残念なバンドだなぁと思っていた経緯があります。それで、前回観たとき(といっても一年以上前)、ステージ終了後ボーカルのAriさんにめちゃくちゃだめ出しをして、その後ブランクがありました。

今回初のワンマンだというメールが来たので、ひさびさに期待半分・不安半分で行って来ましたが、ついに名前に音が追いついたと感じた素晴らしいライブでした。

以前はボーカルのAriがベース・ボーカルの3ピースバンドだったのですが、今回から新たにベースが正式メンバーとして加わり、Ariはボーカルに専念していました。これが、大幅にバンドのレベルが上がった一因でしょうか。

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筆者のプロフィール

  • 竹内 晃

  • 1953年巳年生まれ
    電子楽器メーカーコルグに30年間勤務。退職後インディーズチケットオンラインを立ち上げ、現在に至る。

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