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ミュージシャンとアスリート

わたしが若いときから聴いてきたご贔屓のミュージシャンは、みんな60歳を超えて、コンサートに行っても、残念ながら期待したような演奏は聴けなくなってしまいました。

去年の5月に来日したエイジアのライブでは、カール・パーマーがドラムでフィルインを入れる度に、リズムを見失うようでした。フィルインの16分音符の最後のほうが、正確に叩き切れていないような気がしました。リズムを見失うのは、そのためでしょうか。

「そんな馬鹿な」と思いましたが、そのうちギターのスティーヴ・ハウと顔を見合わせて、演奏を続けるシーンがありました。

カール・パーマーのドラム・ソロが入って、多少調子を取り戻したのか、その後の曲ではそれほどおかしい場面はなくなりましたが、年齢とはそれほどおそろしいものかと思いました。

来日の直前にニュー・アルバム『オメガ』が発売されたばかりで、アルバムの内容も素晴らしいものだったので、かなり期待して行ったのですが、愕然として帰ってきました。

エイジア 『オメガ』
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ライブハウスへ行ってインディーズ・ミュージシャンの演奏を聴くと、そういう意味ではものすごく上手いと感じます。特にドラムなんかは、日本の若い人は本当に上手いと感心して聴いています。

スポーツ選手は、明らかに年齢で選手寿命が決まっています。体操、水泳、フィギア・スケートは25~30歳くらい。野球、サッカーだと35~40歳くらいでしょうか。

音楽の場合、20代の音楽と40代の音楽では質も違いそうですが、ミュージシャンとして安心して聴けるのは、50歳くらいまでなのでしょうか。

エリック・クラプトンが「50歳の頃の自分はすごかった」と語っている記事を雑誌で見た記憶があります。

マルチ・キーボーディスト リック・ウェイクマン

シンセサイザーとメロトロンの話を書きましたが、最近のバンドでキーボードは人気がありませんね。プレーヤーとしてのスターがいませんからね。

だいたいキーボードのスターと呼べるのは、リック・ウェイクマンとキース・エマーソンくらいしかいませんでした。

確か素晴らしいキーボーディストは他にもいました。ジェネシスのトニー・バンクス、UKのエディー・ジョブソン、ディープ・バープルのジョン・ロード、ピンク・フロイドのリック・ライトとか。でも、スターだったかと言えば難しいところです。

さらにマルチ・キーボーディストと呼べるとしたら、リック・ウェイクマンひとりしかいないと思っています。マルチ・キーボーディストの定義を「複数のキーボードを並べてひとつの楽器のように弾く演奏家」とすれば、です。

リック・ウェイクマン
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イエスに在籍した1970年代の前半が、絶頂期でした。わたしは1972年に初来日したイエスを神田共立講堂で見ました。腰までの金髪をなびかせ、マントを翻して、ずらりと並べたキーボード群をまるでひとつの楽器のように弾いたあの雄姿は忘れられません。

キース・エマーソンは自分のリードでの演奏しか出来そうにありませんが、リック・ウェイクマンは、既存のバンドに加わったり、ソロ・アーティストのサポートに入ったりしてもすごい。イエスの場合は、自らのソロ作品では出せないような素晴らしいキーボードソロを聴かせてくれます。

イエスの「危機」でのハモンド・オルガン・ソロ、「神の啓示」(海洋地形学の物語)でのモーグ・シンセサイザー・ソロ、「パラレルは宝」(究極)でのパイプ・オルガン・ソロはロック史上最高のキーボード・ソロです。バンドの演奏が、あたかも海の大波が盛り上がり限界に達して波頭が崩れ落ちる、そうした瞬間に満を持してキーボード・ソロが飛び出して来ます。イエスとリック・ウェイクマンとの組み合わせ以外ではありえない名演です。

リック・ウェイクマンが参加したアルバムには、アル・スチュワート『オレンジ』、ストローヴス『魔女の森から』なんていう名盤もあります。

リック・ウェイクマンのソロ・アルバムは必ずしも名盤とは言えませんが、『アーサー王と円卓の騎士たち』は紛れもない傑作です。

リック・ウェイクマン 『アーサー王と円卓の騎士たち』
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彼のようなスターがあとひとりふたりいたら、キーボードの世界も変わっていたのかもしれません。

メロトロン

シンセサイザーよりも早くロックに導入され、わたしを含めた多くの人を魅了したキーボードがありました。メロトロンです。

メロトロン
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メロトロンは、3オクターブの鍵盤ひとつひとつにテープレコーダーのテープと再生ヘッドを付け、7秒間だけ再生して、テープをバネで巻き戻す構造の楽器です。シンセサイザーと違って、当時としても、どちらかと言えばローテクな部類となる装置でした。

テープには生楽器の音色や伴奏音楽を録音して、自動演奏機としての利用も考えていたようです。

いずれにしても、音楽のためにローテクでメンテナンスの大変な、このような楽器を作ってしまったイギリスという国に喝采を送った記憶があります。日本は何事につけ合理的ですからね。(ただし、コルグという楽器メーカーは多少違っていたかもしれません。わたしが入社した当時は、61鍵すべてに独立した発信器のついたキーボードがありました。)

さて、ロックに導入されて世に出た最初の音源は、これもやはりビートルズで1967年の「ストローベリー・フィールズ・フォーエヴァー」です。

ビートルズは、この曲でメロトロンをフルート音をメインに使っています。

ストローベリー・フィールズ・フォーエヴァー」
が収録されている「『マジカル・ミステリー・ツアー』
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ビートルズの場合はこの頃から既にライヴをやらなくなっていたことや、ジョージ・マーティンのサポートにより、生の楽器が自由に使えたこともあって、その後メロトロンを使い続けることはありませんでした。

その後の使われ方をみれば、メロトロンの本領というべき音色は何といってもストリングス系の音色かと思います。その意味でも、メロトロンが継続的に使われる端緒となったのは、その約半年後に出たムーディー・ブルースの『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』(当時の邦題「サテンの夜」)だろうと思います。

ムーディー・ブルース 『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』
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その後メロトロンは、キングクリムゾン、イエス、ジェネシスと名だたるバンドに使われ、イギリスや、ヨーロッパのプログレ・シーンに欠かせない楽器となっていきました。

シンセサイザー

わたしはコルグという楽器メーカーに勤めていました。なぜコルグに入社したかと言えば、高校生の頃にシンセサイザーが楽器として発展し、魅了されたからです。

シンセサイザーが「電子音楽」と呼ばれる現代音楽の1ジャンルではなく、普通の音楽として世に出たのは、ワルター・カーロスの『スイッチト・オン・バッハ』が最初でした。

ワルター・カーロス 『スイッチト・オン・バッハ』
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初期のシンセサイザーは、モノフォニックの楽器というか装置でした。そのため、対位法という線的作曲技法による楽曲が演奏しやすかったという理由があったかと思いますが、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲」とかを、一声部ずつ演奏し、テープ・レコーダーに多重録音して完成させたのが『スイッチト・オン・バッハ』です。

ロックにおいては、もっとも早い時期にシンセサイザーの優れた使い方で、実際に楽曲で使ってみせたのは、ビートルズでした。アルバム『アビー・ロード』で、1969年の発売です。

ビートルズ 『アビー・ロード』
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当時は日米の流行には時差がありました。『スイッチト・オン・バッハ』は米国での発売は1968年で一年早いのですが、レコードが日本で発売されたのは1969年になってからです。話題になってヒットしたのは、おそらく『アビー・ロード』よりあとではなかったかと思います。

ビートルズはスーパー・スターなので、既に全世界同時発売的に動いていました。

『アビー・ロード』に数ヶ月先だって、メンバーのジョージ・ハリスンが『電子音楽の世界』というソロ・アルバムを出しており、シンセサイザーはジョージ・ハリソンがスタジオに持ち込んだものかもしれません。

『アビー・ロード』がシンセサイザーの優れた使い方をしたと言ったのは、40年経ったいまと同じシンセサイザーの使い方を既にしていたからです。

そこで、あとから『アビー・ロード』を聴き直して、「これってシンセじゃないか!」と驚いた訳です。

その後、シンセサイザーは、エマーソン・レイク&パーマー、ピンク・フロイドなどに使われて、ロックの世界に浸透していきました。

2011年6月19日のライブ

昨日のライブは、渋谷aubeでした。aubeは5周年を迎えて、6月13日から27日までが「Anniversary PICK UP DAY」の期間中でした。

TRICKandTREATを見に行ったのですが、5周年企画のせいか出演バンド全部がすばらしい演奏で、大いに楽しませてもらいました。

「aube shibuya 5th Anniversary」以外のタイトルはついていませんでしたが、女性ヴォーカル特集だったのかもしれません。

【aube shibuya 5th Anniversary】
2011年6月19日(日) 渋谷aube 開場18:00 開演18:30
出演:JUNK4ELEMENTS / tsubamellia / TRICKandTREAT / LingeringScent / PINKY PIGRETS

そのTRICKandTREATは、後半に演奏した新曲と思われる曲が、Aメロからは想像もつかないサビの展開を見せ驚きました。

TRICKandTREAT
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このところ考えているのは、驚かすというのはとても大切な要素であることと、本当の驚きであれば、何度聴いても驚くものだということです。オチが分かってしまえば終わりという、1回限りの驚きとは別のものがあるということです。

その驚きは音楽的なものだと思われたので、本物かどうかぜひもう一度聴いてみたいと思いました。

LingeringScent
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ステージ全体としてよかったのは、そのあとのLingeringScentとPINKY PIGRETSでした。

LingeringScentのメイン・ヴォーカルの発声はジュディー&マリー時代のYUKI風の、個人的にはあまり好きな発声ではないのですが、楽曲にはひねりもあって、しっかりした演奏とメンバー全員揃ってのコーラス等聴き所もいっぱいあったステージです。ベースがMCでボケをかましていたが、ステージの流れを切ることなく、これも感心しました。

PINKY PIGRETS
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PINKY PIGRETSは、ノリノリで盛り上げるタイプですが、ステージングも上手く、トリにふさわしいパフォーマンスでした。演奏ではギターが実にいい音を出していました。

デジタル・カメラの仕様:Bits per pixel

今日はこれからライヴを見に行くため、またカメラの話題です。

デジタル・カメラの性能を比較する際、一般にはあまり比較対照とならない仕様に「Bits per pixel」というのがあります。

普及品タイプのカメラには書いてないこともあります。高級機タイプでは必ず書いてあり、たいていは12ビットか14ビットになっています。

日本語のカタログなんかでは「画像タイプ」などという項目の中に書かれていて、何の数字か多少あいまいです。英語のカタログだと「Bits per pixel」という項目になります。ピクセルあたりのビット数ということなので、階調を表しているのだと思います。

この数字が撮像素子から画像処理エンジンに渡すデータのビット数なのか、画像処理エンジンで生成する画像のビット数なのか、実はよく知りません。

ただいずれにしても、2ビット違うということは、階調が4倍細かいということですから、14ビットに越したことはありません。幸いわたしのカメラは14ビットになっていました。

前回カメラについて書いたとき、トーンカーブの調整について書きましたが、トーンカーブの調整をするということは、階調の一部を拡大することになります。

ということは、通常の階調表示では12ビットでじゅうぶんでも、トーンカーブを調整する際には14ビットのほうが望ましいはずです。

ライヴを撮ろうと思って買った最初のカメラは、12ビットでした。試しに以前そのカメラで撮った写真で、トーンカーブの調整をしてみましたが、あまりいい結果は出ませんでした。もちろん他の要素が影響しているかもしれません。

コンデジではほとんどの機種が12ビットのようです。一眼レフを購入する際も、14ビットであることを一応選択のポイントにしようと思っています。

エマージェンザ・ミュージック・フェスティバル2011日本決勝戦

今年もエマージェンザ・ミュージック・フェスティバル2011の日本決勝戦が近づいてきました。わたしも毎年楽しみにしているイベントです。

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■2011年7月2日(土)渋谷O-EAST 16:00開場 16:30開演
ADV: 3000 / DOOR: 3500 (ドリンク別)

■決勝出場バンド
AO (Rock '90)
Jill (Pop rock)
VARRET (Rock)
Arisa Safu and the Rovers (Rock)
ピンクシガレット (Rock)
Resolutique (Punk rock)
日本少年 (Pop)
Board Sole (Pop rock)
pinfla (Rock)
WHERE'S ANDY (Emo power pop)
S.H.E (Rock)
SPANK THE AGE (Emo Pop Punk)
【ゲスト出演】Gacharic Spin

このフェスティバルの日本予選ですが、不思議なことに出てくる情報が年ごとに少なくなってきています。

十数カ国で予選が行われ、さらに各国の優勝バンドが一堂に会してドイツのローテンブルク・オプ・デア・タウバー市で国際決勝を行なう素敵なイベントです。

端から見る限り、運営もしっかり行われているようですので、もっとどんどん多くの人に告知して、盛り上げていったらいいと思うのですが、なぜかそうなっていません。閉じた世界の中だけのイベントで終わっています。

インディーズチケットオンラインでは、その疑問からできる範囲で情報を集めて、情報提供を行っています。

決勝戦は渋谷O-EASTで行われ、会場も大きく出場バンドのレベルも高い楽しいイベントですので、皆さんにもぜひ見に行かれることをお勧めします。

チケットは出場バンドから購入するシステムですので、上記リンクから応援したいバンドを探して購入してください。

マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』

よく「無人島に1冊だけ持って行くとしたら、何の本を持って行きますか?」という問があります。

もしわたしが聞かれたら、『豊饒の海』と『失われた時を求めて』と答えようと思っています。

『豊饒の海』が四冊、『失われた時を求めて』が十冊(筑摩書房版)で、計14冊にもなるので、反則だろうと思いますが、わたしにとってのこれ以外の答えはありません。

『失われた時を求めて』は、両親に買い揃えてもらった世界文学全集に、そのうちの一編である「花咲く乙女たちのかげに」が含まれていたことや、高校時代の国語の先生が、意識の流れによる二十世紀文学の原点としてマルセル・プルーストやジェームズ・ジョイスのことを熱く語っていたことにより、深く脳裏に刻まれた名前でした。

マルセル・プルースト
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全巻を通して読むきっかけとなったのは、わたしが大学生のときに刊行が開始され始めた井上究一郎氏による個人全訳の出版でした。

井上究一郎訳 『失われた時を求めて』(ちくま文庫)
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『失われた時を求めて』は、何よりそのタイトルに惹かれました。そのものずばりの究極のタイトルであり、文学書としてこれ以上のものは考えられないタイトルです。

作品は全七編からなります。プルーストが生前に刊行できたのは、第四編の「ソドムとゴモラ」までで、それ以降の巻は残された草稿を、プルーストの死後、整理して発刊されたものです。

死の直前に草稿としては、最終刊まで書き終えていたとはいえ、プルースト特有の徹底した推敲を経てはおらず、じゅうぶん文学的感興を得られるのは第五編の「囚われの女」までです。第六編の「逃げ去る女」または「消え去ったアルベルチーヌ」になると、輝きが間歇的に明滅し、最終巻の「見出された時」では、残念ながら読んでいるわたしには時は見出されませんでした。

それでも、第一編の「スワン家のほうへ」を始めとする、前半の文学的密度は比類を絶して高く、これ以上の小説はないと思われる作品です。

このブログの以前の回で書いたように、わたしに「失われた時」をもっとも強く感じさせたのは『豊饒の海』であって、その意味でわたしにとっては、無人島へ持って行く2冊で1セットなのです。

写真は「選択の芸術」

14日の写真は、おかげさまで結構よく撮れていました。

ISO感度を上限が400のオートにして撮っているのですが、ISO100とか200とか、低感度で撮れた写真がいくつもありました。下北沢REGの照明が、比較的明るかったことが幸いしたようです。低感度で撮れると、やっぱり画面はノイズが少なくきれいです。

わたしの場合、バンドならメンバー全員をいっしょに撮ろうとします。全員で撮ったときにカッコよくないといけない。バンドとはそういうものだと思っています。

そうなると、メンバーひとりひとりが絵になって、一枚の写真の中に収まっていないといけません。ピントは基本、メイン・ヴォーカルなどのフロント・プレーヤーに合っている必要があります。そして照明も画面を美しく彩っていなければなりません。

そういった瞬間は、やはり偶然の力を借りないと捕らえられません。数多く撮った写真の中からの選択が必要になります。

以前、写真雑誌の記事に「写真はある意味、選択の芸術ですから」という文章が載っていて、共感したことを思い出しました。

自然の風景や建物の撮影の場合、あるいは人物でも記念撮影とか、モデルとして被写体になってくれるとかの場合は、撮り方を工夫しながら画面を作っていくことができます。一方で、スポーツだとかの場合は、一度だけのシャッター・チャンスを逃さず撮れるかどうかが勝負のこともあります。

ライブハウスの撮影は、シャッター・チャンスは一度だけではありませんが、画面を作っていくこともできませんので、撮った中から選び出す作業の比重が大きくなります。

それで「選択の芸術」という説に納得する訳です。

2011年6月14日のライブ

昨夜見てきたライブのレポートです。

会場は下北沢レッグです。実は、下北沢の街はわたしにとって分かりにくい場所です。ライブハウスが多く、もう10回以上も行っているのに、地図を持たずに歩き回ると必ず道に迷います。

昨日は事前に地図をしっかり確認してから出向き、同じ道を往復したので問題はありませんでしたが、方角が掴みにくい街です。

【TRATTORIA MUSICA】
2011年6月14日(火)開場18:00 開演18:30
出演:うすいはなこ/Rainy/もんとs/trophy/stress/Sound Pocket

下北沢レッグは、比較的新しいライブハウスで非常にきれいな会場でした。

照明がLEDのようで、ステージの色が瞬間で変わるのに驚きました。ランプの照明だとランプに貼ったフィルムで色を作っているので、赤い照明を消灯して、別の位置の青い照明を点灯してという手順になりますから、フワーっと色が変わっていきますが、LEDだと同じ場所の照明が、ストロボ照明のようなタイミングで色を変えるのです。

お目当てはRainyです。Rainyは、去年の12月に初めて見て、ぜひもう一度見たいと思っていたバンドだったのですが、年を明けて曲作りためということでライブ休止に入ってしまいました。半年ぶりの東京でのライブ再開です。

Rainy
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久々のライブということもあり、セットリストが新曲中心だったこともあり、いまひとつ調子が出ていない感じがありましたが、それでも演奏はじゅうぶん楽しめるものでした。

肩肘張って評価して、いいバンドだと思うのではなく、リラックスして聴いて、いいバンドだなと感じた訳ですが、何故かと考えてみました。

しっかりした楽曲、曲を表現しきれるヴォーカル、そこそこのオリジナリティ、演奏で聴かせられる部分があり、バンドとしての最低限のヴィジュアル、そういったものがRainyの場合、ひととおり揃っているんだろうなというのが結論です。

その他では、Sound Pocketが非常に上手い演奏を聴かせてくれました。ちょっと普通になりすぎる心配もありました。わたし的には、もう少し冒険して欲しいと思った次第です。

Sound Pocket
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筆者のプロフィール

  • 竹内 晃

  • 1953年巳年生まれ
    電子楽器メーカーコルグに30年間勤務。退職後インディーズチケットオンラインを立ち上げ、現在に至る。

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